担保とは
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新築や中古物件を購入する際、貯金では支払いきれないことが多いため、多くの方が住宅ローンを利用する傾向にあります。
しかし、住宅ローンにもさまざまな種類があり、なかには無担保のものも含まれます。
今回は、住宅ローンの担保について、無担保の場合と何が違うのかを解説します。
無担保の住宅ローンについて
このように、一般的に住宅ローンを借りる際はさまざまな担保が求められます。
一方、住宅ローンのなかには無担保でお金を借りられるものもあります。
無担保の住宅ローンは土地や建物などを担保にしなくても組めますが、担保ありの場合と比べて下記のような注意点があります。
金利が高い
一般的に、無担保の住宅ローンは担保がある場合よりも金利が高くなります。
金融機関は返済できなかった場合のリスクを考慮して、担保を求めます。
しかし、無担保の場合は返済ができなかった場合に回収できるものが無いため、普段の支払から未回収のリスクに備えるようになります。
住宅ローンの返済額は金利に影響するため、金利が高くなるほど総返済額も高くなる点には注意が必要です。
借入期間が短い
担保ありの住宅ローンは35年などの長期でローンが組めるのに対し、無担保の住宅ローンは15年から20年と、短くなる傾向にあります。
これは長期になるほど返済できないリスクが高まるため、借主が支払い可能な範囲で期間を短くすることが目的です。
借り入れ可能な金額が少ない
先述の通り、金融機関は未回収のリスクを避けるものです。
融資する金額が高くなるほど未回収のリスクも高くなることから、無担保の住宅ローンは担保ありの場合と比べて、借り入れ可能金額が少ない傾向にあります。